こんにちは、Kenです。
今日は、ヨガ 資格 そもそもヨガは身体を健康にするものではありません!について解説していきましょう。
今回は、皆さんが「ヨガをすれば健康になる」と思い込んでいることについてお話ししたいと思います。
実は、これは必ずしも正しくないのです。
まず、ヨガそのものは健康を目的としたものではありません。
例えば、薬を正しく飲まなければ逆効果になるように、ヨガも正しい方法で行わなければ、健康を害する可能性があります。薬が適切な量で適切なタイミングで摂取されなければ効果がないように、ヨガも正しい姿勢やフォームで行わなければ、怪我の原因となります。
ヨガは元々、瞑想を中心としたものであり、身体を動かす「ハタヨガ」は150年ほど前に始まった比較的新しいものです。ヨガ自体が瞑想を指すため、「ヨガ=健康」と考えるのは誤解です。もちろん、心が整えば生活が整い、その結果健康になることもあるかもしれませんが、無理なポーズや体の使い方をすれば、逆に体に悪影響を及ぼすことがあります。
ヨガの歴史を振り返ると、パタンジャリという人物が人々を助けるために持ってきたのは、まずアーユルヴェーダでした。つまり、健康を求めるならインドの伝統医学であるアーユルヴェーダを学ぶことが正しい道です。
では、ヨガがいつ、取り入れられたかというと、それは「心の悩み」や「心が病んでいる」と感じたときです。ヨガは、カウンセリングのように、心の癒しや揺らぎ、悩みを静めるための手段として発展してきました。つまり、ヨガは精神科や心理カウンセラーのような役割を果たしているのです。心が落ち着かず、感情が乱れているときに、ヨガを通じて内面的な平穏を取り戻すことができます。
身体的な病気や痛みを抱えているときに、カウンセラーに相談するのが一般的ではないのと同じように、体の健康を取り戻すためにヨガを行うのは本来の目的から外れているかもしれません。体を健康に保ちたいのであれば、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダを学ぶことが正しいアプローチです。
ヨガは、心の問題に対処するためのものであり、心の悩みやストレスを解消することを目的としています。もちろん、最近ではヨガが身体的な運動として広く行われるようになり、それが健康に役立つとされていますが、本来のヨガは心の健康を優先するものでした。
身体的な健康を追求するなら、運動の一環としてヨガを取り入れることも良いかもしれませんが、正しいフォームや科学的に根拠のある方法で行わなければ、怪我をするリスクがあります。例えば、前屈を何も考えずに行えば腰を痛めるかもしれませんし、太陽礼拝を無理に行うことで体全体に負担がかかり、肩こりや関節痛を引き起こすこともあります。
正しいフォームで行わない限り、ヨガというものは健康いわゆる肉体的な健康とは結びつかないということを知っておいてくださいね。
そもそもヨガは身体を健康にするものではありません!については、詳しくは動画にもお伝えしているのでこちらをご覧下さい。
ではまた。
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