どうも、リブウェルインスティテュート代表のKenです。
今日はハワイヨガ留学コースの紹介及び留学の際の注意点についてお伝えしていきたいと思います。
コロナも落ち着き、海外からの観光客も日常を取り戻した感のあるハワイ。そんな中、大好きなハワイでヨガをしたい、ヨガの資格を取得したいと思われている方も多いと思います。
そこでハワイへのヨガ資格取得を目的としたプチ留学の注意点などを過去数年の当校の実績からお伝えしていきましょう。
1、最も重要なのはビザの問題〜現地にスクールの住所があるスクールには申し込まないでください
コロナ以上に気をつけてもらいたいのがアメリカ入国の上でのビザの問題です。
アメリカではアメリカ国籍の学校や企業で週18時間以上何かしらの授業を受ける場合は滞在が1週間でもM1ビザが必要になります。つまりアメリカ現地の語学学校やヨガスクールなどの専門学校に週18時間以上通う場合はビザが必要です。このことを知らずに入国し、ヨガ留学だから大丈夫だろうと思っていると大体、入国できずに強制送還になります。
重要なチェックポイントがあります。
つまり、現地法人の学校に通わない
ハワイ在住の講師から習わない
つまり、インストラクターも日本からやってきて、一緒に終わったら帰るという、修学旅行スタイルや観光旅行スタイルでないと、強制送還になる率が高いです。
入国審査官もプロなのでヨガマットを持っていくとまず見つかって別室に連れて行かれます。
そこでヨガの資格を取りに来た、そして、スクールがハワイに住所を持っていると終わりです。どこのスクールも午前3時間、午後3時間以上はクラスを行い、週に18時間以上は教わるのでカリキュラムの提出を求められた時に入国が拒否されます。
ツアーとしてのヨガ資格取得でないと大変危険です。これはとても重要なことで、いよいよ待ちに待ったハワイと思って心浮き浮き入国したら、ヨガマットが見つかって、かばんを開けさせられ、テキストと、カリキュラムが見つかって強制送還になります。
もちろんビザを発行してくれれば別ですが、2週間程度の授業でビザを発行する学校は語学学校を含めて今までに見たことはありません。RYT200などの資格を取得できる有料のクラスは技能専門学校になります。もちろん無料だとしても資格が手に入るので留学になります。残念ながら多くの学校がビザ無しで入国させてはいけないことを知りながら違法で募集しています。
まずは入国できなければその先がないのと、その後もアメリカにビザなしで入国できなくなりますので充分にスクールの法人格を調べて申し込みください。
ハワイの入国審査官は充分にそのことを知っています。ネズミ取りのように網を張ってヨガマットを見ていますから気をつけて下さい。
違法なことはやめましょう!
ハワイにオフィスがある学校、ハワイに住んでいるヨガ講師の方からは週に18時間以上は学ばないように気をつけましょう。
この機会にM1ビザに関してはここに詳しく解説していきましょう。
M-1ビザ(M-1 VISA)は米国で専門学校に通うための非移民学生ビザです。米国で学術以外の職業訓練に関連した教育や研修を受けるときに必要となります。
つまりM-1ビザは職業訓練学校へ通うための学生ビザです。例えば、パイロット養成学校、美容関係の学校、ダンス、ヨガ、マッサージの学校などの学校に通う予定の方はこのビザが必要となります。
現地に拠点を持つ米国法人のヨガスクールもこのうちの一つに分類されます。通常職業訓練学校は1年以内のプログラムの長さです。
米国滞在の目的が専門学校での教育を受けることであり、フルタイム(週18時間以上)の学生であることがM-1ビザを取得する必要な条件となります。
1週間でも18時間以上であれば観光目的にはなりませんので通いたい現地の学校から発行される入学許可書I-20と学生ビザ申請書類とその他の必要書類をアメリカ大使館に提出し面接を受けて申請が通ればM-1ビザを取得する必要があります。
ハワイにアメリカ籍の支店のあるヨガスクールの場合は週に18時間以上のレッスンを受講する場合にはM-1ビザの発行を依頼してください。
日本国籍の講師から指導を受ける場合は必要がありませんのでESTA申請を行なってください。
2、そこのスタジオがどこにあるのかチェックしましょう
スタジオの所在地も確認して下さい。日本人が教えるスタジオのほとんどがオアフ島にありますが、オアフ島は沖縄本島より少し大きく、東京都の7割程度。つまり結構大きいということです。
ハワイに行く目的がワイキキビーチでのショッピングや夜のお食事ということであればワイキキビーチから自転車で30分以内、車で15分程度程度のところにスタジオや宿泊所があると便利ですね。
これ以上に遠い場合はショッピングとナイトライフは諦めましょう。
もちろんリトリート目的で、都会を忘れたい!ということであればワイキキから離れたところをお勧めいたします。素晴らしい大自然がありますので充分にハワイの良さを満喫できます。自分のハワイライフの目的を考えた上で、どこにスタジオがあるのかをよく調べましょう。
どこ?ということでもう一つチェックしたいのがスタジオ自体です。可能ならラグジュアリーなスタジオが良いですよね。
神聖な空間など、ハワイならではの空間が良いのではないでしょうか。スクールによっては、ハワイに来たのに会議室のミーティングルームのレンタルというところも多いです。
これなら東京と変わらない!とがっかりしないようにスタジオも写真などでチェックできると良いと思います。
3、授業料に含まれているものを確認しましょう
授業料に含まれているものをチェックしましょう。
通常は授業料だけのところが多いようです。現地集合、現地解散ですね。
基本的に宿泊を込みにする場合は旅行ツアーになりますので旅行目的での募集となり
旅行業の免許がない場合は違法になります。
現地宿泊所で火事や、事件が起きた場合には学校が責任を取れないので違法になります。
ハワイとはいえ、アメリカは日本と違ってある意味で、危険な国です。
旅行会社が募集していない宿泊付きの講座は控えた方が良いです。
旅行免許を保持していないスクールの場合は、現地集合、現地解散が無難です。
宿泊費もドミトリーなどを活用すれば6泊でも41,000円程度で宿泊できます。
Booking.comなどで自分で宿を探す、またはスタジオに聞けばどこのスタジオでも相談に乗ってもらえるはずです。
また、同室でルームシェアが希望の場合もスタジオに相談しましょう。
相方の同僚を探してくれると思います。そういう意味でもワイキキ付近の会場の方が宿泊施設も見つけやすいと思います。
ここでルームシェアの場合に気をつけたいのがハワイのホテルは基本的に2名部屋でもキングサイズのベッド1つが多いということです。
アメリカのベッドは大きいので2名で同じベッドでもぶつかることはないと思いますが、気になる方は事前にツインベッドか確認しましょう。
飛行機代もコロナ禍でも比較的安いものがあります。
デルタ往復 93,690円〜
ZIPAIRも往復86,880円〜
です。
開催期間、授業料にもよりますが、授業料が20万円程度なら宿泊込みで7日間で241,000円程度、飛行機代入れても34万円、食費が1日5,000円としてお小遣い3万円を入れても
総額40万円以内で通える学校もありますので、そういう意味ではコストパフォーマンスは悪くないのではないでしょうか。
4、ハワイ留学のメリット
ハワイヨガ資格取得コースのメリットは何と言ってもハワイの大自然、環境、ショッピングが同時に味わえるということではないでしょうか。
特にホノルルエリアは大都会でありながら海と公園が至る所にあります。
ビーチリゾートでこれほど大都会であるのはハワイの魅力。この2つが同時に味わえることが最大のメリットではないでしょうか。
既に書いたようにうまくチェイスすれば、かなりリーズナブルにハワイをエンジョイすることもできます。そういう意味ではハワイを満喫できる内容であることをコースを決める際にチェックした方が良いでしょう。
・ビーチヨガができる
・パークヨガ
・ハワイの文化、ロミロミやハワイのスピリットもこの機会に学べるとベター
・ハワイの生活が味わえる
せっかくのハワイですからビーチヨガや、パークヨガは必須だと思います。
可能ならフラダンスやハワイの瞑想、チャンティング、ロミロミなどハワイのスピリットも体験・学習できると最高だと思います。
また、ハワイでの生活が楽しいです。
自分でスーパーで食材を買って自炊したり、レンタル自転車などで好きなところに行ったりと、勉強以外のアフターファイブやショッピングを楽しめる環境やスケジュールであることが重要です。
ハワイヨガ留学のデメリットは最低でも1週間は家を留守にするということです。
仕事も休まなければなりません。
早めに予定を立てて段取りできるかどうかが鍵です。
5、カリキュラム
受講するコースの日数と1日の時間数、内容をコースを選ぶ際には充分にチェックしましょう。
短いコースでは4日間、長いコースでは1ヶ月程度のものもありますが
私は1週間程度のコースをお勧めします。
そして、1日の授業時間も6時間程度をお勧めします。
過去、数回行った反省点からお伝えしますがハワイには時差があります。
つまり、行ってすぐ数日時差ぼけで眠れません。
1週間以内のコースだと、観光旅行なら別ですが、ヨガの勉強ということになると、授業に集中できません。日中眠いので。。。。
さらに飛行機が乾燥していて、時差ぼけで1日9時間とか朝から夜まで授業があると大体、風邪を引きます。よほど気をつけていないと体調を崩すので、一日のクラスは9時から16時ぐらいと短かめが良いです。
朝ヨガは楽しいですが毎日だとキツイです。
時差ぼけを直すためにも1週間は滞在したいですね。
海外ヨガ留学の良さは将来に渡るヨガ友ができることです。
実はこれがヨガの学びには大切でこれをヨガの世界ではKULA(クラ)とサンスクリット語では言います。
見知らぬ地で仲間と同じ学習を昼夜共にすることで将来にわたってヨガを学ぶ仲間ができます。
ヨガの学びは深いもので一人では挫折することもあります。
相談相手も惜しいものです。ヨガは仲間と繋がること。そういう意味では1週間以上時間を共にする学習機会がもてることが重要になります。
個人で学んで個人で活動するなら、わざわざハワイまで来なくても良いのではないでしょうか。
仕事やママ友以外の友達が新しく作れることは海外留学コースの大きなメリットです。
その意味からもある程度の長さのコースであることを推奨します。
2週間以上になると楽しさが増しますが、滞在費もかさみます。
時間とお金に余裕がある場合は長期をお勧めしますが、一般的には中間をとって1週間程度がバランスが取れている気がしています。
6、学習内容
各学校の学習内容は別なブログでもお伝えしているように各校バラバラです。
ハタヨガだけ教えるスクールもありますし、パワーヨガ、陰ヨガ、マタニティ、骨盤、ホットヨガのティーチャートレーニングまで幅広く教えてくれる学校もあります。
また、指導方法も、コロナ禍限定の制度として、オンラインや事前の動画視聴が認められています。
200時間のうち
・3〜4日数時間の現地対面学習(学習の最終テスト程度)
・70〜100時間と半分程度現地で対面授業(内容をポイントを基礎から学ぶ)
・200時間すべてをハワイで学ぶ
など各校色々です。
可能なら日本で動画学習で学べるだけ学んで、ハワイでは気楽にのんびりするのが良いのではないでしょうか。
いずれにしても前述したように、一日の授業時間が長いと、時差ぼけで何も頭に入ってきません。
ショッピングをする体力もなく、夜は寝るだけで、ハワイを満喫できません。
長くても1日6時間以内ぐらいのレッスンで学べるコースをお勧めします。
いかがだったでしょうか。ハワイヨガ留学は魅力一杯です。
ハワイヨガ留学でのRYT200の資格を取得するには比較的ホテルや航空券の金額が安い2024年正月明けを逃す手はありません。
繰り返しになりますが、ハワイ在住の講師、またはスクールで資格取得する場合はビザが必要になりますので充分に気をつけてくださいね。
なお、当校でも2024年9月22日から第8回ハワイRYT200コースを開催します。
興味のある方はこちらをご覧ください。
ではまた。
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