こんにちは、Kenです。
今日は、猫のように強くしなやかに生きる身体の使い方 RYT200 ヨガ資格 について解説していきましょう。

猫のように強くしなやかに生きる身体の使い方 RYT200 ヨガ資格
2月22日は何の日か知っていますか?
「忍者の日!」と思った方、惜しいです。
正解は「猫の日」、にゃんにゃんにゃんの日です。
今日はそんな猫の日にちなみ、
「猫のように強くしなやかに生きる秘訣」についてお話しします。
猫がしなやかで強い理由
猫の動きを見ていると、驚くほどしなやかで、力強く、しっかりとしたバランス感覚を持っていることが分かります。なぜ猫はこれほどまでに柔軟で強いのでしょうか?
結論から言うと、ポイントは次の3つです。
骨の数が多い
鎖骨が浮いている
後ろ足の指が4本
これらがどのように関係しているのか、詳しく見ていきましょう。
① 骨の数が多い
人間の骨の数は通常206本ですが、猫は244本。なんと38本も多いのです。
特に違いが顕著なのが背骨。
人間の胸椎(背中の骨)は12個 → 猫は13個
人間の腰椎(腰の骨)は5個 → 猫は7個
骨の数が多い分、可動域が広く、しなやかな動きを生み出しています。
さらに、2016年に東京大学の研究で、猫の胸椎の最上部(第一胸椎)が首の動きを助けていることが分かりました。つまり、猫は7つの頸椎(首の骨)に加えて、胸椎の1つを使い、より自由に首を動かしているのです。
私たち人間も、骨の数を変えることはできませんが、「どれだけ骨を動かせるか」を意識することで、しなやかさを高めることができます。
② 鎖骨が浮いている
猫の鎖骨は人間と違い、肩の骨に固定されていません。そのため、狭い場所にもスルリと入り込むことができます。
一方、人間の鎖骨は肩と連結しているため、動きが制限されがちです。しかし、鎖骨を意識的に動かすことで、柔軟性を向上させることができます。
例えば、ボウスプリングの動きを取り入れると、鎖骨周りの筋肉が活性化し、体がより滑らかに動くようになります。鎖骨を上げる、開く、といった意識を持つことがポイントです。
③ 後ろ足の指が4本
猫の前足の指は5本ですが、後ろ足は4本です。この指の本数の違いが、パワーを生み出す秘訣になっています。
指の本数が少ないと、力が1点に集中しやすくなります。その結果、猫は地面を蹴る力を最大限に発揮し、瞬時に飛び上がることができるのです。
人間も、つま先立ちで踵を浮かせ、できるだけ指をまとめるようにすると、力を一点に集中させることができます。これにより、より効率的に地面を蹴り、力強い動きを生み出せるのです。
猫の動きから学ぶこと
猫のしなやかさと強さの秘訣をまとめると、次の3つになります。
背骨を柔軟に動かす(特に胸椎・腰椎)
鎖骨の動きを意識する(ボウスプリングなどを活用)
つま先立ちで、力を一点に集中させる
猫は、横方向にも縦方向にも柔軟に動き、驚異的なバランス感覚を持っています。私たちも、背骨の動きを意識し、鎖骨を柔らかく使い、つま先立ちを意識することで、よりしなやかで強い体を手に入れることができます。
2月22日は猫の日。
猫のように強くしなやかに生きるためのヒントをお届けしました。
ぜひ、日常の動きに取り入れてみてください。
猫のように強くしなやかに生きる身体の使い方については、詳しくは動画にもお伝えしているのでこちらをご覧下さい。
では、また。
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