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クーラーのない三畳半の和室で、夏の小さな風を待つ——暑さと暮らしのエッセイ
こんにちは、Kenです。 僕が普段仕事をしている部屋には、クーラーがありません。三畳半ほどの小さな和室で、夏は、当然暑いです。それでも僕は、この部屋が好きです。 昔から、狭いところが落ち着く 僕は一人っ子で、小さい頃から一人で遊ぶことが好きでした。そして、なぜか狭い場所が好きでした。押し入れの中に入ったり、小さなところに自分だけの場所を作ったりする。広いところよりも、狭いところの方が落ち着くのです。 今でもあまり変わりません。三畳半くらいが、僕にはちょうどいい。 暑いのは、意外と平気です もともとホットヨガを長くやっていたからか、暑さには比較的慣れています。むしろ冷たい空気の方が苦手です。もちろん真夏の午後2時、3時になれば暑い。でも、それ以外の時間には網戸にしています。すると、ときどき風が入ってきます。 強い風ではありません。ほんの少し、空気が動く。その程度です。でも暑い部屋にずっといると、その小さな風が驚くほど涼しく感じられます。 続きを読む クーラーをつければ、部屋全体を涼しくすることはできます。それでも僕がこの小さな風を好きなのはなぜか。

Ken
9月22日読了時間: 1分


美味しいものには、必ず誰かの「こだわり」がある——天ぷら・おでんの名店から学んだこと
こんにちは、Kenです。 「一番好きな食べ物は?」と聞かれたら、僕は天ぷらと答えます。それも、新潟にある「はせ川」という店の天ぷらです。 天ぷらは「ただ揚げる」料理ではなかった 天ぷらというのは、食材に衣をつけて油で揚げるだけの料理だと、僕は長らく思っていました。もちろん、それ自体は間違いではありません。 ところが「はせ川」で食べて、その認識が変わりました。食材によって揚げ方を変える。全部を同じように揚げるのではなく、その食材に合った揚げ方をする。天ぷらは「ただ揚げる」ものではなく、一つひとつを料理するものなのだと、そこで初めて気づいたのです。 おでんも「ただ煮る」料理ではなかった 同じような経験を、札幌の「ちくわ」というおでん屋さんでもしました。おでんもそれまでは、出汁の中でいろいろな具を煮るものくらいに思っていました。 ところがその店は違いました。一つひとつの食材を丁寧に扱い、食材によって出汁の合わせ方も、浸け方も、浸ける時間も変えている。「これは料理なんだ」と強く感じたのは、あの店が初めてでした。 続きを読む 実はもう一つ、金沢の「猫柳」と

Ken
9月21日読了時間: 2分


小学生の僕は、セントバーナードと学校へ行きたかった——ある犬とのエピソード
こんにちは、Kenです。 犬が好きです。猫も嫌いではありませんが、やっぱり犬の方が好きです。この気持ちは、子供の頃からずっと変わりません。 きっかけは『フランダースの犬』 小学生の頃、テレビでアニメ『フランダースの犬』を見ていました。大きな犬と一緒に学校へ行く姿にすっかり憧れてしまい、「自分も大きな犬と一緒に学校へ行きたい」と本気で思うようになりました。 子供の考えることです。それでも僕は親にねだり続け、本当に犬を飼ってもらうことになりました。選んだのは、セントバーナードでした。 大きくなりすぎた犬との日々 当然のことですが、セントバーナードはどんどん大きくなっていきます。想像していた以上に、ものすごく大きく。やがて、家の窓を割って入ってきてしまうようなこともあり、当時の僕たち家族では、きちんと教育しきれなかった部分もありました。 この犬がその後どうなったのか——そして、大人になった今も変わらず犬を好きでいる僕が、猫についてはどう感じているのか。 続きを読む 子供の頃の後悔や気づきも含めて、記事全文で書いています。 → 完全版をnoteで読む で

Ken
9月19日読了時間: 1分


お金や名誉より大切なもの——64歳ヨガ講師が気づいた「本当の自由」
こんにちは、Kenです。 お金や地位を手に入れれば、いずれ自由になれる——そう信じて生きてきた人は、少なくないと思います。大きな会社で働き、事業を始め、店舗を増やし、売上を伸ばす。それが「成功」であり、その先に自由があると、若い頃の僕自身も信じていました。 ですが、実際に手に入れてみると、不思議なことに、また次が欲しくなります。「ここまで行けば満足する」と思っていた場所にたどり着いても、そこにはまた次の目標がある。これでは、いつまでたっても終わりません。 なぜ、手に入れても満たされないのか これは意志が弱いとか、欲張りだという話ではないと思います。「もっと」を目指すこと自体は、仕事でも人生でも自然な原動力です。 問題は、その先に「本当にここで終わる」という到達点が、実は存在しないことに気づきにくい点にあります。売上も、地位も、比較の対象がある限り、常に「もっと上」が見えてしまう構造になっているからです。 価値観が変わったきっかけ ヨガを学び、哲学に触れるようになってから、物質的なものとは少し違うところに価値を感じるようになりました。自分とは何か、

Ken
9月6日読了時間: 2分
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