今日は「ヨガインストラクターになるには」どうしたら良いか、何が必要かということについて徹底的に分析して、お話ししようと思います。
結論からお伝えすると、
”ヨガ講師になるには資格は必要ないので、なんでもいいからヨガを教え始めて指導経験を積むこと”
が最も重要です。
つまり、色々資格を取得して何も教えないよりは、今日からでも早くデビューした方が良い!
ということですね。
そして教える経験から多くのことに疑問をもつようになるので、教えながら日々学びを深めていくのが良いのではないかと思っています。
ヨガインストラクターになるには
あまり考え込まずに「勇気とやる気」をもって思い切ってデビューしちゃう!
これが大切です。
一言でいうなら、ヨガインストラクターになるには
「勇気とやる気」が最も重要です。

かなり乱暴な話かもしれませんが結論は以上になります。
さて、そうはいっても他に
ガッツ!だけでインストラクターになれるの?
少し自信がなくて心配!
という方も多いと思うので、もう少し掘り下げて順を追ってお話ししていきましょう。
ヨガインストララクターになるには3つの資質が必要です
「勇気とやる気」があればインストラクターになれますよ!というのは実は僕の意見だけではありません。
私自身40歳からヨガを始め、そして始めると同時になんと、教え始めました。
なぜかというと、私がお世話になったヨガスクールの事務の方が「男性でも、年も、経験も関係なく、やる気と勇気があればインストラクターになれますよ!」と言われたからです。
そして、その通りにやってみたら上手くいきました。
体も硬く、ヨガもできませんでしたが、実際に教えることはできました。
今考えると私は40年間ビジネスマンでしたので、ビジネススキルやプレゼンテーション能力、人前で話すテクニックを身につけていたからだと思っています。
つまり、ヨガを教えるということにおいてはヨガの知識以上に人を指導するスキルの方が重要だったのです。
人前でプレゼンテーションができればヨガインストラクターになれます。
人前でカラオケが歌えればOKです。
広告を作れたり、ブログを発信できればヨガインストラクターになれたわけです。
つまり、必要なのはヨガのスキルも少しは必要ですが、それ以外のスキルも結構重要なのです。
このことについては、私自身の経験から自信をもってお伝えできます。
ではここであらためてヨガインストラクターになるために必要な3つの資質に関してお話ししましょう。
3つのスキルとは、
Good(グッド)、Great(グレイト)、 Successful(サクセスフル)の3つです。
日本語で言えば、良い先生、偉大な先生、成功する先生となるための能力のことですね。
これはアヌサラヨガのティーチャートレーニング参加の時にアメリカ人のエイミー先生から教わった内容です。
素晴らしい教えなので、ここに詳しくシェアしたいと思います。
1.Good Teacher グッドティーチャースキル/ヨガテクニック
多くの人が思うように1つ目のヨガインストラクターになるためのスキルはヨガの知識、指導テクニックです。
ヨガのポーズの取り方、ポーズのアライメントの原則の知識、ヨガ哲学、解剖学、呼吸法などをしっかり勉強しているということです。
さらに、自分がポーズを取れるか、ガイドできるかどうかなども該当します。
それ以外にも声の大きさ、わかりやすさ、柔軟性、筋力、健康であるかなどもそうです。
シークエンスの組み立て方なども当てはまりますが、すなわち多くの人がこのスキルを身につけようとヨガスクールに通うわけです。
もちろんこのスキルがなければヨガを教えられませんから重要ではあります。
しかし、この能力はヨガ講師に必要な能力の30%程度でこの分野を100年学んでも100点満点として30点にしかなりません。
つまり、ヨガの知識だけでは講師としては満点でも30点ですから赤点、不合格な先生なのです。
ここの部分がわからずにヨガインストラクターになろうと、必死にヨガ資格をとりまくったり、ヨガの練習だけに明け暮れる方が多いのですが、実はこのスキルは重要度30%程度に過ぎないのです。
実際にヨガのポーズはとても上手に取れるが、生徒さんからは全く人気がない、講師としては成功していないインストラクターが多数いる理由はここにあります。


2.Great Teacher グレイトティーチャースキル/先生としての人間性
ヨガインストラクターとして必要なスキルの2つ目は人間性です。
先生が愛に満ち溢れているとか、オーラがある、カリスマ性があるとか、神秘性ですね。
これは年と共に身につくものです。
人によっては先天的なものと諦めている方もおられますが、実際は後天的なもので努力で培うことができます。
服装や、ちょっとしたテクニックで偉大性をますことができます。
正攻法では本を読むとか、人生経験を積む中で磨くものです。
倫理観でもあるので、哲学の勉強を真面目にコツコツ実践する日々の人生修行の中で高めることができますが、時間がかかるものでもあります。
このパートもヨガインストラクターとして30%程度の重みがあります。
ここだけを磨いても100点の講師にはなれません。


3.Successful Teacher/サクセスフルティーチャー 成功する先生としてのスキル
実はこの3つ目のスキルが最も重要で、それでいて忘れがちであったり、なおざりにしてしまうテクニックです。
ここの分野が実は全体の40%を占めているので、ヨガインストラクターにとっては大変重要なポイントになります。
ここでの能力とは
・ビジネススキル(経理・経営・ビジネスコンセプト立案・ビジネスプラン設計能力)
・マーケティングスキル(市場調査・流行などを推測する能力)
・広告・SNSなどの能力(リスティング・Facebook広告、ブログ、YouTube広告、動画公開・広告制作能力)
・人脈、コネ、資金力
・見た目、ファッションセンス、可愛らしさ


などで、直接的にはヨガとは関係ない、どんなビジネスでも成功させる上で必須な能力です。
つまり、ヨガインストラクターは結局のところ個人事業主であるので、ビジネス知識や能力が最重要なのです。
また、インストラクターは人気商売でもあるので、営業能力や見た目が成功するしないに大きく影響を与えることも事実なのです。
ここのサクセスフルスキルをないがしろにするインストラクターが多く、成功しない、集客に苦労をしているという事実があります(私も人のことを言える立場でもないのですが・・・)。
つまり、ヨガの講師として成功するためにはこの3つのスキルの全てをバランスよく身につける必要があります。
ですから、既にどこかの企業で経理や、広告、営業などをやられていることは大変強みになります。
一方、今までに事務経験がないのであれば、ヨガのスキル以上にビジネススキルを身につけることが重要になります。
特にマーケティング能力やSNS、広告に関する勉強や経験は必須で、可能ならMBAの資格を取得することの方がヨガの資格を取得するより重要かもしれません。
どうしてもこのサクセスフルスキルを見落としがちなのですが、この分野での能力を高めることが個人事業主に属するヨガインストラクターにとっては大切になりますので、ここが弱いと思う方はビジネス書を読んで学んだり、実社会の中でここのスキルを習得されることをお勧めいたします。
ここまでは、ヨガインストラクターにとって重要な3つのスキルに関してお伝えさせていただきましたが、次に1つ目のヨガスキル、Good Teacherスキルをどのように手に入れることができるかに関してお話します。
ヨガのスキルを手に入れる手段
ヨガのスキル、指導テクニックを身につける方法は無料のものから有料のものまで、資格を得ることができたり、できなかったりと色々な方法があります。
どれも良い点と悪い点がありますので順にご紹介していきましょう。
(1)独学
本を買って自分で学ぶ、YouTubeで視聴するなど格安で学ぶことができます。
メリットとしては独学なので、時間や金銭的な自由の中で学べる、特に金額がかからないということが挙げられます。
一方でデメリットとしては体系的に学べない、内容が浅い、指導内容が正しいかどうか不安などがあげられます。
勉強しないよりマシでもありますが、双方向で講師から学べないので、間違って、自分の思い込みで学んでしまい、間違ったことを生徒に教えることになるというリスクもあります。

(2)通信教育
コロナ禍において中心的になってきている学習手段がオンライン通信教育です。
ビデオ教材やオンライン動画コンテンツの視聴を自分のペースで自宅で学べる便利な手段です。
金額的にもリーズナブルな上に、体系的に学べるので総合的にヨガを理解することができます。
デメリットとしては講師との間で双方向性が保たれない場合が多いので、生徒が正しく理解できているかの確認、フィードバックを得難く、間違ったまま生徒(受講者)が理解しているケースがあります。
いつでも学べる反面、集中力がないとだらけてしまい、理解が深まらない場合も多いです。

(3)Zoomなどを使ったオンライングループレッスン
こちらもコロナ禍において主流を占めている学習スタイルです。
地方でも自宅で安全に通学同様の授業を完全双方向で受講できるレッスンスタイルです。
ほぼ通学レッスンと同様の環境を自宅で得ることができるので移動時間もなく、効率よく学習できます。
家族の関係等で家を離れられない、自宅でしか学べない方には、絶好の学びの場となります。
講師とは完全双方向性が維持されているのでいつでも質問ができる、同時に講師からもポーズのアジャストや指導上のミスのフィードバックを即時に得ることができることがメリット。
デメリットは生徒同士の手を使ったアジャストが実習できない、同期生徒同士の交流が画面上だけになるので若干薄くなる点があげられます。

(4)通学
実際のスタジオで講師から直接対面で学ぶことができます。
アジャストやフィードバックも対面で完璧にできる最高の学びの環境である一方で、住んでいる場所によっては通えない、通学に時間や経費がかかるなどの問題があります。
また、コロナ禍においては感染のリスクが皆無というわけではないことがデメリットです。

(5)留学
国内外での合宿スタイルでの学習手段。
スピリチュアルな環境で学ぶことができたり、旅行とヨガを同時に楽しめるメリットがあります。
また、短期集中講座になるので日常生活から離れてヨガ尽くしとなり、集中してヨガを学べるという環境も長所としてあげられます。
一方で時間や資金が必要なので、自由がきかない場合は参加できないケースもあります。
現在コロナ禍ではハワイ、インド、バリ島などでの開催は難しく、沖縄での合宿開催が人気です。

(6)就職
意外に知られていない、そして、私のお勧めのヨガインストラクターへの近道はヨガスタジオへの就職です。
この手段の最高のメリットは授業料がかからないだけでなく、お給料をもらいながらヨガの教育を得られるということです。
さらに、そのスタジオの教育プログラム修了後はすぐにヨガインストラクターとしてデビューできるので最高ですね。
私が最もお勧めするのがこの就職スタイルです。

問題点は2つ。
1つは今の仕事を辞めなくてはいけないので現実的にそこまで思い切った人生の転換ができるか。
またはスタジオによっては卒業後に転勤があるので、今の家からの引っ越しも伴いますので、かなりの決断が必要になります。
またスタジオのヨガ流派、指導内容がかなりまちまちなので、スクールによっては指導レベルが低い、または解剖学的に古い、間違っているケースも多く、逆に完全にそのスタジオに染まると、宗教ではないですが、癖だらけ、元に戻れない、初心に戻れないという点があげられます。
私の主観では、お勧めの選択ではありますが、実際はかなり癖だらけの先生になるので、フリーになった後にその癖を取り除けずに、伸びない先生が多いのも残念な点です。
しかし、これは次の段階で初心に戻って、正しいヨガを学ぶ広い見識をもてれば乗り越えることができるので、本人の性格、または頭の柔らかさ次第になります。
ヨガのスキルを手に入れる期間
ヨガスクール等でヨガの知識を取得する方法も多様です。
長期間で取得する方法と、短期間で取得する方法、またはそのミックスがあります。
(1)長期間で取得
平均的には6ヶ月コースが多いと思います。また1年間かけて資格を取得するコースなどもあります。
今まで2000名以上のヨガインストラクターを育成してきた経験から言うと、半年ぐらいかけると楽にヨガスキルを理解できるようです。
そもそも、ヨガを学ぶにおいて難しい理由が大きく2つあります。
1つはヨガがサンスクリット語であるということです。
英語なら別ですが、今までの人生で一度も触れたことがないサンスクリット語を理解し、暗記する、そして楽にその言葉を使って指導することができるようになるにはやはりある程度の時間が掛かります。
経験的には半年あると楽にみなさん使えるようになっていると思います。
また、ヨガの学習において難しいもう一つの点が、柔軟性や筋力のアップです。
実は人間の体は「気づき」さえ得ることができれば1秒で身体の使い方がまるで変わり、ある程度のポーズができるようになります。
しかし、根底から肉体を改造するにはダイエット同様に健康的に変革する必要があるのでやはり半年は必要です。
これらのことから、可能であれば半年かけて、頭も肉体も変化させることをお勧めしますが、逆に期間が長いと忘れる、集中できない、そこまで待てないなどの理由で長期が無理の方もおられるのが実情です。
(2)短期で取得

独学や通信教育(動画視聴コース)は自分のペースが全てなので、当校の例だと早ければ2週間程度で卒業されるケースもあります。
また通学も、ゴールデンウィークやお盆・年末集中コース、海外留学コースなどでは10日程度の集中したカリキュラムで詰め込むコースもあります。
自身が集中できる性格であればお勧めですし、短期間で忘れないのですぐに優れたインストラクターに変身できます。
当社のあるスタジオでは、2週間の特訓後すぐに全員スタジオインストラクターとしてデビューしたというケースもあります。
デメリットは、覚えるのも早いですが、卒業後にすぐに教え始めないと全てあっという間に忘れてしまうという点があります。
また、期間が短い分、一日の授業時間が長いので、集中力がない方の場合は大変のようです。
性格的にゆったりとしたマイペースの方には、理解がついていけないというケースや、再度一から復習しないとわからなくなった、ついていけない、逆にストレスになったと言う例もあります。
(3)短期と長期のミックス
最近、長期で動画視聴でゆっくりと自分のペースで予習と復習をする、そして重要な点だけをオンラインや通学で講師と双方向に短期3日間程度行うという両方の良い点を組み合わせたハイブリッドクラスが人気です。
これなら、大切な点は講師に直接聞けるので、生徒側に立つと最高の就学手段だと思います。
問題点としては、教えるスクール側がしっかりと短期間で教える内容を厳選しないと生徒さんが理解を得ない中途半端な時間になるケースがあります。
これはスクール側の指導スキルの高い低いがすべてですね。
真実のヨガを学べるかどうかがヨガの知識習得では最も重要

このようにGood Teacherになるためにはいずれにしてもヨガの知識を得なくてはなりません。
ここで重要なことが、教える学校によって、流派によってスタジオによって教える内容が全く違うと言うことです。
学校教育においてはどこの学校で学んでも内容は同じですよね。
ですから、入試試験ではどこの学校を卒業してもテストの解答は正解不正解が同じなので、問題ありません。
ところがヨガは違います。
スクールによって、哲学、解剖学に大きな違いがあります。
あるスクールは、「膝を伸ばして前屈」と言うし、逆に「曲げて」と全く違うことを推奨する学校もあります。
哲学でも、この世は幻だ!余計なものは捨てる!断捨離!ストレスや欲望は取り除け!という学校もありますし、この世は現実、全てを大切に!ストレスが重要!というスクールもあります。
学校によって答えが違うのです。
ですから、どこの学校で学ぶかをしっかりと自分なりに調べたり、体験会に参加して把握してから選択することをお勧めします。
よく「教えてくれる先生との相性が大切だ」という方がいますが、私は関係ないと思います。
哲学は偏った教え方でない方を選ぶと良いのではないでしょうか。
ヨガはバランスが重要なので。
解剖学は、先生と生徒さんが怪我しないかどうかが全てだと思います。
ヨガの解剖学は、今から100年以上前の古い医学にも続いているケースが多いです。
筋膜の重要性や身体全体の繋がり、または最先端の細胞医学を学べるスクールを選ぶと健康的に体を使うことをマスターできます。
昔のワクチンではコロナウイルスに打ち勝つことはできませんでした。
医学は日々進化しています。
進化している医学の考えにマッチした指導法を提供してもらえる学校をチョイスすると良いでしょう。
ヨガインストラクターになる際の注意事項

最後に、ヨガインストラクターになる際の注意事項をいくつかお伝えしようと思います。
1.ヨガ指導に資格は必要ない
最初にもお話しましたが、
ヨガ指導には国家資格も何も、資格は必要ありません。
やる気と勇気があれば、あとは自分がもっているヨガの知識と人間性、ビジネススキルを駆使してデビューできます。
ですから必要なのは、教わる内容であって、紙切れとしての資格や賞状にこだわる必要はないです。
資格だけが欲しいのであれば、各種スタジオが各校オリジナルの資格を発行しているので、そこで学んで、その資格を得るのが簡単です。
また通信教育でも立派な賞状がもらえますので、就職活動等にはそれでも十分だと思います。
一般的には世界共通の全米ヨガアライアンス200時間、それにその上位の300時間や500時間ヨガ講師養成資格を取得することがお勧めです。

このコースでは解剖学から哲学、ポーズ、指導法まで一応全体を網羅して教えてもらえるからです。
ただし、実際のところ、そこでの学習内容は学校によって100%違います。
よく内容を把握してから選択することをお勧めします。
間違っても、最初に目にした学校、目立った学校、名前で選んだ!とかならないようにしてください。
いくつか学校説明会に参加して指導内容を確認するとその違いに気付けると思いますので、自分の目でしっかりと学習できる内容を理解してから決めることをお勧めします。
繰り返しになりますが、学校によって180度指導内容が違います!!
なおRYT200とは何か?に関しては別のブログで説明しております。
よろしければ、こちらをご覧ください。
2.ヨガのポーズを取れなくても良い

ヨガのインストラクターは教えることが仕事です。
ですから基本的に自分がポーズをとりながら教えるということはありません。
講師の仕事は口でポーズをガイド、リードして、生徒さんがポーズを行っている姿を見て、正しいことを褒めて、間違いをアジャストすることです。
ですからインストラクターは見るのが仕事。直すのが仕事です。
したがって、講師は原則クラス中にポーズをとりません。優れた講師ほど、意地でもポーズをとりません。ダメな先生ほど、自分でポーズをとって必死に汗をかいています(笑)。
野球で言えば、インストラクターはコーチですからホームランを打てなくて良いです。選手が打てるようになるテクニックを知識として知っていて、選手が怪我せずに、長期に渡って成長できるホームランバッターに成長さえることができれば良いのです。
ここで大切なことを言いました。つまり、選手を100歳までホームランを打たせられるかどうかが重要です。よくあるインストラクターやコーチのミスは、
今シーズンは打てる!だけど来季は怪我をして、それ以来、その選手は野球人生を続けられなくなった!
ということです。
ヨガのインストラクターも長期に渡って生徒さんの健康を提供できる指導ができるかどうかが重要なのです。
今日マットで、開脚で頭が床についた!とかはどうでも良いことです。
床についたけどその3年後に歩けなくなった!その原因はその日の指導だった!!ということがないようにしなくてはいけないわけです。
ですから繰り返しになりますが、いかに健康的に正しく体を使うことを指導できるかが重要です。最先端の科学に基づいた指導法を学べるようにしてください。
いずれにしても今お伝えしたように、講師はポーズをとりません。
つまり、自分が体が硬い、体力がない、年をとっているなどはまったく関係ないわけです。
ポーズは見本を見せることもあるのでできた方がベターですが、あまり大きな重要な点ではありません。ここを勘違いされている方も多いので、この機会にお伝えしました。
3.お勧めのヨガインストラクターのキャリアプラン

ヨガインストラクターは美容師さんやレストランのシェフに似た仕事です。
ですから可能であれば、美容師さんやシェフと同じようなキャリアパスをお勧めしています。
つまりまずは人気のスタジオや、有名シェフの元で修行する。そこで顧客から指名をもらえるようになったり、オーナーから独立を暗示されたら、独り立ちするという手堅い方法です。少し下積みが大変ですが、将来を見据えた場合、間違いはありません。
師匠や、優れたオーナーを見つけることが大切だと思います。
どこに弟子入りするかが、ある意味自分の将来を決めると言っても過言ではないと思います。
有名レストランチェーンを選ぶのも手です。
または一流シェフになんとか頼んで弟子入りさせてもらうのもアイディアです。
どちらにしても、しっかりと事前に体験入学をして決めることをお勧めします。
4.正しい基礎を学ぼう

ヨガは一つの芸術のようなもの。
将来伸びるか、成長できるかどうかは、しっかりとした基礎が身についているかどうかで決まります。
ヨガにおける基礎とは
(1)正しい医学に基づいた最先端の解剖学を学ぶこと
(2)バランスの取れたヨガ哲学
(3)癖なく話す、動く、ポーズが取れる
この3つを当初から習得できるかどうかが重要です。
これは説明会等で指導講師と会えば、そのインストラクターが癖なく指導しているか、内容が偏っていないか、解剖学が最先端技術を使っているかでわかると思いますので、とにかく自分の目で見て感じてください。
ヨガのスクールは180度、どの学校も違います。
正しい学校を見つけることは場合によっては時間がかかるかもしれません。
真実のヨガを見出すことが困難な場合も多いです。
友人や社会の情報は間違っている場合もあります。
今回のブログを参考に自分の目で見て、経験、体感して正しいヨガの知識を習得してください。それさえできればあとは人間性と、ビジネススキルです。それは既に皆さんが手に入れているケースも多いので、それはそれで重要ですから日々さらにスキルを磨いてください。
あとは最初にお伝えしたように、
「勇気とやる気」があればどなたでもすぐに、ヨガインストラクターとしてデビューできます。
皆さんが優れたヨガインストラクターになられることを陰ながら応援していきたいと思っております。
頑張ってください!
Ken